新世紀エバンゲリオンの面白さ エバンゲリオン百科

新世紀エバンゲリオンの面白さ
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新世紀エバンゲリオンの情報サイト。
新世紀エバンゲリオンは非常に面白いぞ!

エバンゲリオンとは?エバンゲリオンの武器エバンゲリオンのTVエバンゲリオンのパイロット
碇シンジ
いかり シンジ
14歳
声 : 緒方恵美
新世紀エバンゲリオンの主人公。

綾波レイ
あやなみ レイ
データ上の年齢は14歳
声 : 林原めぐみ

惣流・アスカ・ラングレー
そうりゅう アスカ ラングレー
14歳
声 : 宮村優子

碇シンジ
本作の主人公。父ゲンドウ、母ユイの一子として生を享ける。極めて内気でコンプレックスを抱えており、唯一の肉親である父親も苦手(むしろ敬遠している)。幼少時の母親の死と、父親に捨てられたことがトラウマとなり、預けられた「先生」(漫画では親戚)の元では他人との接触を積極的に取らない、排他的な生活を送っていた。しかしチルドレンとしてネルフに呼び寄せられた後、ミサトやアスカとの共同生活や綾波レイとの触れ合い、そしてEVAでの戦闘という極限状態の中から、徐々に自分の存在意義を見つけ、1人の人間として成長していく。特技はチェロ。 後ろ向きで自虐的ではあるが、基本的に冷静で大人びた考え方をする。EVAとは何か、使徒はなぜ襲ってくるのか、何故自分が戦わなければならないのか、など、常に様々な疑問を抱きながら戦い続けた姿は、従来のヒーロー像からはかなり異なっている。同時にセカイ系ならではの、完全に信頼できる味方の少ない、従来のヒーローとは比べものにもならない過酷な状況で戦い続けた主人公でもある。そして最終的にリリスを葬って人類補完計画を破綻させ、L.C.L.の海から最初に帰還するという偉業を成し遂げている。尚、ネルフ内部での日常呼称は、少女達が「レイ」「アスカ」と呼び捨てにされているのに対し、シンジのみは「シンジくん」が通称となっている。暗くいじけた場面や描写が多い為、そういった性格のキャラクターの代表格的にいわれる事もある。 『エヴァ』の一部の登場人物の誕生日・血液型は担当声優と同じにしているが、シンジの血液型は緒方恵美と異なっている。(緒方はB型)これはスタッフが「シンジは絶対B型の性格ではない」と思ったから。


綾波レイ
第1話、公衆電話を切ったシンジが、そこにいるはずのないレイの姿を路上に見つけるところから物語が始まる(このシーンは最終話のシンジとレイがぶつかるシーンでも用いられている。貞本の漫画版ではこのシーンはない)。 過去の経歴は全て抹消されている。ほとんど感情を表さない。最初はゲンドウのみに心を開いていたが、徐々にシンジに心を開きつつあった(漫画版 ではアスカとの関係に嫉妬する等強く惹かれている描写が多く見受けられる)。 ヤシマ作戦でエントリープラグから救出された際、初めて笑顔を見せる。劇中で二度も明らかに致命的な事態になっているがその後必ず奇跡の生還を果たしていること、彼女自身が「自分は三人目だと思う」と発言したこと、また赤木リツコが破壊したレイと同じ姿をした大量の「イレモノ」などから、複数の「綾波レイ」の存在が示唆されている。物語の中では、1人目として最初に登場したのは、碇ユイが死んだ後の2010年である。だが後に、赤木ナオコを中傷するような悪口を言う残忍さを持ち、赤木を激昂させ絞め殺されている。したがって、シンジが出会ったのは2人目のレイということになり、後に使徒とともに自爆したので、3人目が登場している。それ故か、N2地雷を手にした零号機で使徒に特攻をかけるなど、自分の命に対する執着が希薄であり、「私が死んでも代わりはいるもの」という彼女の独白にも表れている。 髪や目の特異な色を除き、その外見はシンジの母ユイに酷似している。初号機からユイをサルベージする過程で生み出されたクローン体的存在であることに、その原因があると考えられる。それゆえかゲンドウはレイに対して冬月が危惧するほどのこだわりを見せ、それを知らないレイもゲンドウを慕っていたが、やがて自我を獲得してゲンドウを裏切ることとなる。リツコはゲンドウとレイの親密ぶりに嫉妬の表情を見せることもあった。初登場時のプラグスーツは怪我に包帯を巻く為ノースリーブであったが、その後は通常のプラグスーツへと変化している。 団地に独り住まい。部屋は402号室で、刑務所の独房のような、コンクリートに包まれた殺風景なものとなっている。シンジはIDカードや学校のプリントを届けに2度ほど訪れている。レイは部屋に零号機の起動実験のときにゲンドウが割ったメガネを置いていた。 生年月日は不明の設定。脚本によれば2010年の段階で「7歳に見えるが5歳」とあり、綾波レイという存在が出現したのが2005年であること、成長の速度が普通の人間より速いことが分かる。なお、後に展開されたグッズ上では2001年3月30日という生年月日を与えられているが、これは例外的なものであり、その他の資料では「不明」で統一されている。 色白、青(銀)色の髪、赤い瞳などから、アルビノ的造形を指摘する解釈もあるが、実際のところは「将来的にゲーム化された際、髪が青で目が赤ければドット絵でもレイと分かるだろう」という商業的な理由で決められた。キャラクターデザインの貞本義行が筋肉少女帯の「何処へでも行ける切手」という曲から綾波の包帯のイメージを得たとの逸話もある。だが同曲を作詞した大槻ケンヂの弁によると、そのイメージもまた丸尾末広の代表作「少女椿」の主人公・みどりちゃんが下敷きとなっているそうで、結果的にレイは別のマンガからの間接的なフィールドバックにより生まれたキャラとも言える。 肉は嫌いと公言し、第拾弐話でニンニクラーメンチャーシュー抜きをオーダーする。これは肉を全く食べられない庵野秀明の個性を写したものであり、庵野の作品『ふしぎの海のナディア』のヒロイン、ナディアと同じである。 テレビ版最終話で描かれたパラレルワールド、通称「学園エヴァ」では「おきゃんな転校生」という全く違う性格のキャラとして登場し、ファンに衝撃を与えた。そのキャラクターが、林原めぐみが演じた『スレイヤーズ』の主人公リナ=インバースに似ていたことから、ファンの間では“リナレイ”と言う通称が一般化した。

惣流・アスカ・ラングレー
独日ハーフの母とドイツ人の父から生まれたクォーターで、国籍はアメリカ合衆国。4歳の時にセカンドチルドレンに選出され、以降エリート教育を受ける。容姿端麗かつ14歳にして大学卒業の天才であるのだが、劇中ではその知性はほとんど表されず、性格面の幼さが目立つ。彼女の有名なセリフである「あんた、バカァ?」は、当時としては非常に過激でセンセーショナルであり、話題になるとともに、演じた宮村優子の名台詞としても定着した。陽気な女性キャラクターとしては葛城ミサトと双璧で、シンジとの夫婦漫才のような掛け合いで、番組シリーズ半ばの物語を明るくするのに大いに貢献したが、その明るさは実は非常に脆い物であり、番組後半次第に悲惨な運命をたどる。 長所の裏返しではあるが、プライドが非常に高く、負けず嫌いである。母親への思いが強く、EVA接触実験の失敗による後遺症で人形をアスカであると思い込み、自分を全く見てくれなくなった母親を振り向かせようと、様々な努力を重ねる。しかし結局母が人形と「心中」してしまった(人形を壊した後自殺)ことがトラウマになっており、「泣かない」「誰にも負けられない」という脆さと紙一重の強さを持った性格を決定づけた原因にもなっている。アニメ版では女医と再婚した父がいるが、漫画版では精子バンクで生まれたことになっている。第15使徒アラエルとの戦いで深い精神的ダメージを負ってしまう。 葛城ミサト、碇シンジと同居。シンジとは生活を通じて口ゲンカをしながらも距離が近づいていく。彼を小ばかにした態度をとりながら、異性として挑発的な言動もするあたり、彼女の心理の不安定さが表れている。「バカシンジ」の呼びかけも愚弄と同時に、しだいに甘えのニュアンスが含まれるようになる。劇場版「Air」の冒頭で、シンジが昏睡状態のアスカに甘えるが、両者は相互に甘えの対象になっている。シンジも彼女の呼称を「惣流」から「アスカ」に変えて行っている。しかし、彼のシンクロ率がアスカを超えたことを契機に関係が悪化し、劇場版ではシンジへの愛憎入り交じった異様な執着心を見せる。 ビデオフォーマット版第22話では、その背景に彼への愛情を求める屈折した想いが充たされなかったことも示唆されており、精神世界で彼の満面の笑顔を思い浮かべつつも「抱き締めてもくれないくせに」と非難したり、レイとの関係を「元の鞘」と評して嫉妬を募らせるシーンが挿入されている。演じた宮村は「異性として本当に気になるのはシンジ」と語っている(漫画版ではシンジにこのような感情はないようだ)。 また綾波レイを「ファースト」「優等生」などと呼び毛嫌いしているが(人形のような無機質な存在が、母に関するトラウマを呼び起こさせるのも原因の一つだった)、EVAに乗ることにのみ自分の存在意義を見出しているという意味では、むしろレイと同類である。EVAシンクロ用のヘッドセットを髪留め代わりに常に装着するほどチルドレンであることに拘っていた。しかし、次第にシンジよりシンクロ率が低下していき、自信を失い、さらに使徒に敗北することで彼女のプライドはズタズタにされ、シンクロ率がマイナスになり、ついにEVAは起動しなくなった。また、ゲンドウが自分の価値をレイより軽視していると気付き、自信喪失は決定的になり、廃人同然になる。これによってEVA弐号機パイロットは5thチルドレンの渚カヲルへと交代させられることになった。 加持に強い憧れを抱いており、胸をはだけてアタックをかけたりもしたが(漫画版では上着を脱いでブラ姿になっている)、結局その想いが報われることはなかった。ビデオフォーマット版第22話では使徒による精神攻撃の中、心の中で加持と同じ位置にシンジが存在していることを暴かれるシーンが挿入されている。ビデオフォーマット版第24話冒頭でもシンジから加持の死亡の事実を聞かされるシーンが挿入されており、これをきっかけに様々な心理的打撃により弱っていたアスカの心が崩壊したことが示唆されている。 3人のEVAパイロットの中では、ゲンドウに最も冷遇されていたようである。アスカが活躍する時は、ゲンドウ不在の時がほとんどだった。劇中一度もゲンドウと直接会話するシーンはなく、対アラエル戦でゲンドウがレイをアスカの救援に向かわせた理由も、アスカの身を案ずるためではなく、「今弐号機を失うのは得策ではない」というものであった。 なお、「Air」において、弐号機に母の魂が宿っていることを知ったことで一時的に立ち直り、戦略自衛隊や量産機を相手に活躍を見せるものの、弐号機が活動限界に達したため復活した量産機に敗北する。 理由は不明ながら、第弐拾弐話の冒頭1カットのみ、岩男潤子が声をあてている。 CDの「NEON GENESIS EVANGELION ADDITION」の短編ドラマ「終局の続き」(仮題)では、一人ではりきっている。また、漫画『新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd』『新世紀エヴァンゲリオン碇シンジ育成計画』(角川書店)では、シンジに思いを寄せる幼馴染の役である。 
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